画像周辺部の比較
一般的な対物レンズ高性能対物レンズX Line
*ボタンをクリックして画像が比較できます
周辺部まで均質でクリアな画像の取得
フラットネスの向上により、X Lineは周辺部まで精度の高い画像の取得が可能です。また、色収差の補正範囲が400nmから1000nmの波長領域と従来と比べて広くなったことにより、色再現性も向上しています。高輝度高演色LED搭載のシステム生物顕微鏡BX53組み合わせてご使用いただくことで、よりストレスの少ない操作で明るく、クリアな観察が可能となります。
貼り合わせ画像の向上
従来の一般的な対物レンズでは、画像中心部の画質は良くても、周辺部はぼやけていました。X Lineはフラットネスの向上により、広視野での観察時でも取得画像の中心から周辺部まで均質な画質を保つことができます。このため、DPシリーズのカメラやイメージングソフトウェアcellSensを用いたインスタントMIAでの貼り合わせにおいても高精細な貼り合わせ画像を取得できます。
また、従来と比較して1画像を広範囲で使用できるため、効率的に貼り合わせ作業を行うことができます。
*中心の矢印を左右にドラッグして画像を比較できます。画像端の矢印をクリックして画像の切り替えができます。
画質の向上
X Lineはフラットネス、色収差補正に加え、開口数も向上しています。これら3つの要素を高い水準で同時に維持することによって、従来の一般的な対物レンズと比較しても、明視野観察では白色はよりクリアに、紫色やピンク色はよりビビッドに見え、コントラスト良く観察できます。
また、蛍光観察では400nmからの色収差補正によって、多波長を同時に使うFISH観察においても、染色体と遺伝子座の局在位置を正確に可視化できます。