倒立型顕微鏡を使いこなす!~構成と照明調整~
倒立型顕微鏡を使いこなす!~構成と照明調整~
1.倒立型顕微鏡の構成
倒立型顕微鏡の操作部位
透過観察用電源装置
蛍光観察用電源装置
倒立型顕微鏡の照明系
光学系とは、光の性質を利用して物体の像をつくる機能のまとまりです。レンズ、ランプ、反射ミラーなどの組み合わせで構成されています。顕微鏡の基本機能 と構成は次のとおりです。これら基本機能の中で特に基本となる顕微鏡の光学系は、対物レンズ、接眼レンズ、照明系(コンデンサ、絞り、光源、フィルタ)、 鏡筒の4つです。
【顕微鏡の基本機能と構成】
2.顕微鏡の照明調整
ケーラ照明の調整
コンデンサ部について、コンデンサの心出し
コンデンサ
IX2-LWUCD の場合
IX3-LWUCDA の場合
IX-ULWCD の場合
- ターレットを回し、明視野観察「BF」(光路に光学素子がない状態)にします。
- 開口絞りを開放にします。
-
視野絞りレバーaを開放(
)にします。
- 10×対物レンズを使用して、標本にピントを合わせます。
- 視野絞りレバーaを視野絞り像が視野に入る程度に絞り込みます。
- コンデンサ上下動ハンドルを回し、視野絞りの像にピントを合わせます。
- 視野絞りレバーaを徐々に広げながら、鏡体付属の六角ドライバをコンデンサ受けの心出し調整穴bに差込んで回し、視野絞りの像を接眼レンズの視野の中心にもっていきます。
- 視野絞りを徐々に開いていき、その像が視野に内接する状態になれば、コンデンサの心が出たことになります。
※実際に観察する場合は、視野に外接する程度に広げます。
視野絞りの効果
照明する範囲を調整するための絞りで、使用対物レンズに応じて視野に外接する程度に絞り込むことにより、余分な光を遮断し、コントラストのよい像が得られる効果があります。
※使用するコンデンサにより40×以上の対物レンズでは視野絞りが見えない場合があります。