ベインキャピタルによるエビデントの買収が完了: 将来の成長とイノベーション加速のためのパートナーシップ
TOKYO, (2023年4月3日)— 株式会社エビデント(以下エビデント)は、オリンパス株式会社(以下オリンパス)からBain Capital Private Equity, LPが投資助言を行う投資ファンドが間接的に株式を保有する特別目的会社である株式会社BCJ-66に対して、全株式を譲渡されたことをお知らせします。
エビデントは、2022年4月1日付でオリンパスの科学事業を承継しています。グローバル本社を東京におき、世界24か国の拠点と4,300人の従業員を保有する企業です。
ベインキャピタルのサポートにより、エビデントはより俊敏で迅速な意思決定を実現し、ライフサイエンスおよび産業市場におけるイノベーションを加速します。エビデントは、イメージング、計測そして測定ソリューションにおける100年以上の革新の歴史に基づき、世界クラスの製品、ソリューション、サービスのポートフォリオを拡大してまいります。
エビデントCEO兼代表取締役社長 齋藤吉毅のコメント
ベインキャピタルとのパートナーシップにより、ライフサイエンスおよび産業市場の幅広いお客様のワークフローソリューションパートナーになるという当社の目的をより強化できることを、とても喜ばしく思います。
ベインキャピタル 日本代表 杉本 勇次のコメント
規制当局の承認を経てエビデントの全株式の取得を完了することができたことを大変嬉しく思っています。今後、私たちはエビデントの経営陣と連携し、製品のイノベーションや新たなグローバル市場への展開など魅力的な成長機会を実現し、すべてのステークホルダーに価値を創造できるよう支援してまいります。
EVIDENTについて
私たちは、オリンパスとして100年以上にわたり、顕微鏡の光学精度において業界標準を確立し、これまで見えなかったものを見えるようにしてきました。私たちEvidentは、優れた光学技術と最新のデジタルイノベーションを組み合わせた高度な画像ソリューションで、科学者や医師、エンジニアの皆さんが目に見えないものを明らかにするお手伝いをしています。
当社のライフサイエンスポートフォリオは、研究、臨床診断、教育をサポートし、基本的な明視野・暗視野顕微鏡から高度な蛍光分析、4D解析、デジタルパソロジーまで、幅広いイメージング手法を提供します。私たちは工業用顕微鏡において、日常的な検査から複雑な品質管理や製造分析まで、多様なタスクに対応するために設計されたレーザー走査、デジタルマイクロスコープ、半導体顕微鏡を通じて、精度と柔軟性を実現しています。
Evidentは、新しい治療法の推進や、製品の完全性の確保、未知の領域の探求において、隠れた答えを解き明かし、画期的なブレークスルーを新たに実現できる使いやすいツールを提供することにより、発見の新時代を築いています。
Evidentは東京に本社を置き、日本、米国、ドイツ、中国に研究開発・製造の拠点を有するとともに、世界中に事業拠点と専任の販売・サービス拠点を展開しています。詳細については、当社のウェブサイト EvidentScientific.com をご覧ください。
ベインキャピタルについて
ベインキャピタル(www.baincapitalprivateequity.com )は、経営のパートナーとして事業のバリューアップ支援に注力する世界最大級の投資会社であり、総額約1,600億ドルのファンドを運用しております。1984年の創業以来、さまざまな業種にわたり、世界中で約300社のプライベートエクイティ投資、追加的投資を含めると約1,000社を行っており、事業会社・経営コンサルティング会社・投資銀行・弁護士など様々なバックグランドを持つ約550名の専門家チームが企業への新規投資や既存投資先の経営支援に従事しています。ベインキャピタルは、本社をボストンに置き、東京、香港、上海、ムンバイ、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン、ミュンヘン等に拠点を有しています。