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3D測定レーザー顕微鏡LEXT™ OLS5100のスマート機能により、 実験検証のワークフローを革新
精度保証された測定機能と、実験ワークフローの効率化を両立
米国マサチューセッツ州ウォルサム市 (2020 年 11 月 11 日) 3D測定レーザー顕微鏡LEXT™ OLS5100は、精度保証された測定機能* に加え、実験検証のワークフローをよりスピーディかつ効率的に行えるスマート機能を備え、サブミクロンオーダーの3D観察と表面粗さ測定に求められる、高いレベルの測定精度を実現します。
レーザー顕微鏡は、サンプルの前処理が不要なため非破壊、非接触で微細形状の観察、測定が可能であり、研究開発および品質保証、製造の現場に不可欠な装置となっています。しかし、レーザー顕微鏡による測定から実験計画に基づくレポート作成は、一般的に別々のPCやソフトウェアで行われていました。そのため人によるミスが原因で、実験のやり直しなど、大きな手戻りが発生するケースがありました。OLS5100のスマート機能はこれらの課題を解決します。
実験準備から分析・レポート作成までをこの1台で
OLS5100の「実験トータルアシスト」は、実験準備からレポート作成にかかる時間を30%削減し、実験計画の作成、データ取得、および解析フェーズの管理を強力にサポートします。評価条件を入力すると自動的に作成される実験計画に従ってサンプルを測定することで、データを取得し損なったり、同じ作業を繰り返したりすることがありません。また、ヒートマップツールにより、測定値の傾向を把握しながらデータを取得することで、異常値を早期に発見できます。
誰でも業界最高レベルの測定性能を
測定作業や実験のやり直しなど、大きな手戻りの一般的な原因のひとつに、不適切な対物レンズの使用があります。OLS5100の「スマートレンズアドバイザー」が、表面粗さ測定を行う際にサンプルに適したレンズ選定をアシストすることにより、不適切なレンズ使用によるデータ取得を未然に防ぎ、測定結果の信頼性を向上させます。
設定不要で高精度な測定を
OLS5100のデータ取得は、測りたいサンプルをステージに置いて、スタートボタンを押すだけです。必要なすべての設定は、自動調整されるので、人によるばらつきを低減し、誰でも高精度な測定結果が得られます。
LEXT レーザー顕微鏡の詳細については、www.olympus-ims.com をご覧ください。
EVIDENTについて
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当社のライフサイエンスポートフォリオは、研究、臨床診断、教育をサポートし、基本的な明視野・暗視野顕微鏡から高度な蛍光分析、4D解析、デジタルパソロジーまで、幅広いイメージング手法を提供します。私たちは工業用顕微鏡において、日常的な検査から複雑な品質管理や製造分析まで、多様なタスクに対応するために設計されたレーザー走査、デジタルマイクロスコープ、半導体顕微鏡を通じて、精度と柔軟性を実現しています。
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