News
工業用顕微鏡用イメージング・測定ソフトウェア「PRECiV」をバージョンアップし発売。使い勝手の良い高度な機能を追加し生産、品質管理、検査をより効率的に
エビデントは、観察からレポーティングまでの一連の解析作業をサポートする工業用顕微鏡のイメージング・測定ソフトウェア 「PRECiV」 をバージョンアップし、2023年1月31日(火) に発売を開始します。
- 電動ステージなどの電動ユニットの制御機能を新たに追加
- 解析サンプルのパノラマまたは拡張焦点画像の手動および自動撮影に新たに対応
- タイムラプス、3D画像取得、電動XYによる多点測定などの撮影・測定機能を新たに追加
- AIを活用した画像解析技術TruAIを新たに追加
工業用イメージング・測定ソフトウェア「PRECiV」Ver1.2
今回、PRECiVのバージョンアップでは、他社製電動ユニットの制御による操作の自動化と、多彩な機能を追加することで、製造現場における品質管理や研究開発における測定・解析ワークフローの効率性を向上させています。
- さまざまな観察条件に幅広く対応:明視野、暗視野、偏光など、すべての標準的な観察への対応はもちろん、当社顕微鏡・カメラならびに電動ステージやIRカメラなどの他社顕微鏡ユニットの制御が可能です。
- 多様な撮影・測定・解析を実現:応用撮影機能として、タイムラプス・3D画像取得・電動XYによる多点測定の各機能を追加しました。解析ではマテリアルソリューションを用いることで工業規格に基づく高度な解析を簡単な操作で行うことが可能です。また、マクロマネージャーにより繰り返し作業の自動化が可能、測定再現性の向上・ワークフローの簡素化に貢献します。
- 信頼性の高いデータ共有とセキュリティ機能:ソフトウェアとワークステーションをネットワークに接続して、セキュリティアップデートと安全なデータ共有を行うことができます。
- 解析の効率化をサポート:マジックワンドによるサンプルの輪郭抽出やサンプル端部の自動エッジ検出機能により、バラつきの少ない測定を効率的に行うことかが可能です。また、TruAIを搭載、これまで測定が難しかった粒子解析において安定検出・測定を実現しています。
EVIDENTについて
私たちは、オリンパスとして100年以上にわたり、顕微鏡の光学精度において業界標準を確立し、これまで見えなかったものを見えるようにしてきました。私たちEvidentは、優れた光学技術と最新のデジタルイノベーションを組み合わせた高度な画像ソリューションで、科学者や医師、エンジニアの皆さんが目に見えないものを明らかにするお手伝いをしています。
当社のライフサイエンスポートフォリオは、研究、臨床診断、教育をサポートし、基本的な明視野・暗視野顕微鏡から高度な蛍光分析、4D解析、デジタルパソロジーまで、幅広いイメージング手法を提供します。私たちは工業用顕微鏡において、日常的な検査から複雑な品質管理や製造分析まで、多様なタスクに対応するために設計されたレーザー走査、デジタルマイクロスコープ、半導体顕微鏡を通じて、精度と柔軟性を実現しています。
Evidentは、新しい治療法の推進や、製品の完全性の確保、未知の領域の探求において、隠れた答えを解き明かし、画期的なブレークスルーを新たに実現できる使いやすいツールを提供することにより、発見の新時代を築いています。
Evidentは東京に本社を置き、日本、米国、ドイツ、中国に研究開発・製造の拠点を有するとともに、世界中に事業拠点と専任の販売・サービス拠点を展開しています。詳細については、当社のウェブサイト EvidentScientific.com をご覧ください。