自動車・航空機の製造工程に貢献
工業用ビデオスコープ「IPLEX TXII」 今回発売する「IPLEX TX II」は、シリーズ初となるタブレット端末※に対応した製品です。本体から得たさまざまなデータを、タブレットを使用してリアルタイムで見える化・分析することができ、製造現場のIoT(Internet of Things:モノのインターネット)システム構築のサポートに寄与します。また、自動車や航空機の製造工程における部品検査に適したサイズ、先端に新開発の湾曲機構を採用した耐久性ある設計にすることにより、ユーザーの操作感向上を目指しました。これにより、作業者の経験による検査のばらつきを抑え、安定した生産に貢献します。さらに、本製品はフレキシブルスコープ(軟性鏡)とリジットスコープ(硬性鏡)の付け替えができ、現場ニーズに合わせた選択が可能です。 ※タブレット端末のほか、一部のパソコン、スマートフォンにも対応 主な特長1.タブレット端末に対応し、製造現場のIoTシステム構築のサポートに寄与 発売の背景エビデントは、製品やサービスにロボティクスやAI、IoTなどの新技術を積極的に取り入れ、お客様の現場の課題解決のサポートおよび作業フロー全体の効率向上に貢献することを目指しています。この考えに基づき開発に取り組んだ工業用ビデオスコープ「IPLEX TX II」は、当社が培ってきたビデオスコープの技術とIoTを融合させることにより、人手不足や生産性向上が課題といわれている製造現場の作業環境をアナログからデジタルに移行するのを手助けし、日々大量の部品検査を行う作業者の疲労軽減や作業効率の改善に貢献できると考え、開発をスタートしました。 主な特長の詳細1.タブレット端末に対応し、製造現場のIoTシステム構築のサポートに寄与製造現場では、人手不足や生産性向上が課題と言われています。本製品とタブレット端末をUSB接続することにより作業記録をリアルタイムで見える化・分析することができ、これまで人が行っていた作業を自動化・簡素化する仕組みづくりの構築に寄与し、現場の作業効率の改善に貢献します。 ネットワークを通して現場の作業記録をリアルタイムで共有可能 2.最適なサイズ設計と湾曲機構を採用した耐久性により、作業者の操作感を向上製造現場では、品質確認のため、日々大量の部品検査が行われています。本製品ではユーザーから声を集約し、画質を向上させた上で、自動車や航空機の製造現場における部品検査に最適なサイズ(軟性鏡:外径2.2ミリ 硬質部長7.8ミリ、硬性鏡:外径1.8mm)を実現し、かつ安定した操作ができるよう適度な耐久性を持たせ、ユーザーの操作感の向上を目指しました。摩耗による交換などの作業負担を減らし、安定した生産に貢献します。 左)フレキシブルスコープ(軟性鏡)は新たに開発した湾曲機構を搭載し、安定性と耐久性を持たせた。 3.フレキシブルスコープ(軟性鏡)とリジットスコープ(硬性鏡)を一つのプラットフォームで対応フレキシブルスコープ(軟性鏡)は柔軟性があり狭く入り組んだ箇所の観察に、リジットスコープ(硬性鏡)は曲がらない性質を持ち細くて長い空間の観察に適していますが、本製品は、これらを一つのプラットフォームで対応可能にしました。従来2台のシステムを使用して行っていた観察を1台で完遂できることで、より幅広い検査シーンに対応し、検査の効率化に貢献します。 スコープの付け替えにより、従来2台のシステムを使用して行っていた観察が1台で可能に
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