アプリケーションノート
インジェクターノズル、ニードル先端部の角度測定
インジェクターノズル・ニードル外観
アプリケーション
インジェクターノズル先端部の燃料噴射口を押さえて閉じているニードルが、電磁力によって上部へ上がることで噴射口が開き、高圧で燃料が噴射されます。しかし、ニードルがノズルの燃料噴射口を確実に閉じるためには、双方の形状が一致していることが必要です。
そして、双方の加工状態を確認するために、精度よく測定できる測定器が必要となります。
オリンパスのソリューション
測定顕微鏡STM7による角度測定。 測定物の端面を自動認識する専用演算ソフトウェアにより、測定者による測定位置合せの誤差がほぼなくなり、測定精度が向上。
商品の特徴
- モニター上でサンプルのライブ画像を見ながらすばやく測定可能
- サンプルのエッジをソフトウェアが自動認識できるため、測定者による位置あわせのばらつきが大幅に低減され、測定精度が向上
- 手元のハンドスイッチで、簡単に測定データの出力やカウンター値のリセット、照明の明るさ調整が可能
上:インジェクターノズル
下:ニードル
インジェクターノズルカット図
STM7演算ソフトウェアGUI
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STM7
STM7は様々な用途に対応する3軸の高性能測定機です。機械部品や電子部品などをサブミクロンレベルで測定します。測定サンプルが小さくても、大きくても。測定内容がシンプルでも、複雑でも。測定者が初めて使う人でも、使いなれた人でも。"あなた"の測定に“フィット”する測定顕微鏡。それがオリンパスのSTM7シリーズです。