アプリケーションノート
レーザー顕微鏡によるヘッドランプレンズのうねり測定
ヘッドランプ
アプリケーション
ヘッドランプは照射するエリアと照射しないエリアが各国の法律で規定されています。
したがって、構成部品であるヘッドランプレンズにも高度な配光精度が要求されます。
また、レンズの内側のうねり状態を管理することで、正確な配光を確保することができます。
オリンパスのソリューション
オリンパス3D測定レーザー顕微鏡LEXTは、ヘッドランプレンズの表面のうねり状態を非接触で測定することができます。
商品の特徴
①LEXTはヘッドランプレンズのうねりの状態を面で測定します。また、面のカラー画像、レーザー画像、3D形状データが一度に取得できますので、解析の幅が格段に広がります。
②貼り合せモードで広い範囲のデータを簡単に取得することができます。
画像
2,120 x 1,196umの範囲でのうねり計測
2,120 x 1,196umの範囲でのプロファイル計測
関連製品
LEXT OLS5500
白色干渉計搭載 3D 測定レーザー顕微鏡
- ナノからサブミクロンまでのトレーサブルな高精度測定
- レーザー顕微鏡、白色干渉計、フォーカスバリエーションの3つの機能を1台に搭載
- レーザー顕微鏡および白色干渉計の双方で「正確さ」と「繰り返し性」を保証する世界初*のハイブリッドシステム
- 白色干渉計では、従来のレーザー顕微鏡と比べて最大40倍の測定スループットを実現
- 自社設計の光学技術により、あらゆる表面解析において信頼性の高い測定が可能
- 直感的なインターフェースとスマートなワークフローにより、観察から測定までの一連の業務を効率化
- PRECiV™ソフトウェアによる専門的な解析アプリケーションにも対応可能
*2025年10月時点、当社調べによる
LEXT OLS5100
LEXT OLS5100は、非接触・非破壊で微細な3D形状の観察・測定が可能なレーザー顕微鏡です。 サブミクロンオーダーの微細な形状測定に優れ、スタートボタンを押すだけでオペレーターの習熟度に左右されない測定結果を得ることができます。 また、新開発の『実験トータルアシスト』により、実験計画作成からデータ取得・解析、分析・データ出力までを一括管理することで、人為的なミスを低減し、手戻りを防ぎます。ISO/IEC 17025認定校正に対応しています。