エビデントから新たなスピニングディスク型共焦点顕微鏡IXplore™ IX85 SpinXLとスピニングディスク型共焦点超解像顕微鏡SpinSRの2機種を発売
迅速な細胞動態をとらえる技術の向上により研究の可能性を拡大します。
マサチューセッツ州ウォルサム(2025年5月13日)—エビデントは、スピニングディスク型共焦点顕微鏡IXplore™ IX85 SpinXLとスピニングディスク型共焦点超解像顕微鏡IXplore™ IX85 SpinSRを新機種として発売します。 IX85 SpinXLとIX85 SpinSRはプラットフォームに新しい電動倒立型顕微鏡IXplore IX85を採用しました。IX85の新技術によりライブセルイメージングの可能性を拡げます。
より広い視野で細胞の動態を観察できるIXplore IX85 SpinXL
CrestOptics社のX-Lightスピニングディスク技術を搭載したIXplore IX85 SpinXLなら、26.5mmという比類のない視野数(FN)で細胞の動態を素早く取り込み、広い領域を高速にスクリーニングできます。
- 視野数が大きいことに加え、最高498fpsの高速フレームレートとデュアルカメラ機能により、これまで以上に多くの細胞動態を素早く捉えることができるようになります。
- 正確かつ細胞にやさしいライブセルイメージングにより、一貫性に優れた生細胞のイメージングを実現します。リアルタイムコントローラは、高速かつ正確にデバイスを制御することができ、サンプルへのダメージを抑えたイメージングを可能にします。
- 近赤外イメージングは、標本の深部観察性に優れ、さらに自家蛍光やクロストークを低減できるため、生きた組織にやさしいイメージングを可能にします。
IX85 SpinXLは、自動化やワークフローの簡素化により、研究室全体のタスクの合理化を図ります。また、速度、精度、柔軟性のバランスに優れ、多くのイメージングアプリケーションや複数ユーザーでの使用をスムーズにします。このシステムは、幅広い波長範囲、オプションディスクのカスタム、拡張可能なイメージングモダリティーなど、研究のニーズに合わせて拡張できる設計になっています。
細胞の詳細構造を高速に可視化し、新たな発見を推進するIXplore IX85 SpinSR
横河電機のCSU-W1スピニングディスク技術を搭載した IXplore IX85 SpinSR超解像顕微鏡は、細胞内の微細な動態を精細に捉えることができます。
長時間タイムラプスイメージング用に設計されたこのシステムは、高速な画像取得と120nmまでのXY分解能を実現する超解像アルゴリズムを組み合わせることで、3D超解像イメージングを加速させます。高速かつ正確にデバイスを制御できるリアルタイムコントローラーを使い、ナノスケールで高速かつ細胞にやさしいライブセルイメージングが可能です。
IX85 SpinSRは、超解像イメージングの取得を簡素化し、実験のスピードをアップさせます。
- TruSight™ SR超解像度アルゴリズムは、ワンクリックで画像のXY分解能を120 nmまで向上させます。取得した画像のS/N比に合わせて画像処理フィルタを自動的に調整し、蛍光シグナルの弱いライブセルイメージングに対しても適した処理が可能です。
- TruSight SRは元の画像の輝度レベルを維持しながら、ユーザーが定量分析のために超解像画像のサンプルの明るさを分析・比較することができます。
- その3Dアルゴリズムは、サンプルの深部でも、クリアで正確な超解像処理ができるため、オルガノイドの研究をサポートします。
IX85 SpinXLおよびIX85 SpinSRは、世界初のシリコーンゲルパッドを採用した対物レンズ(LUPLAPO25XS)を組合わせることで、サンプルの深部観察性に優れた正確な3Dイメージングを実現します。
エビデント社の新製品IXplore IX85 SpinXLおよびSpinSRの詳細については、evidentscientific.com/life-science-microscopes/spinning-disk-confocalをご覧ください。
EVIDENTについて
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当社のライフサイエンスポートフォリオは、研究、臨床診断、教育をサポートし、基本的な明視野・暗視野顕微鏡から高度な蛍光分析、4D解析、デジタルパソロジーまで、幅広いイメージング手法を提供します。私たちは工業用顕微鏡において、日常的な検査から複雑な品質管理や製造分析まで、多様なタスクに対応するために設計されたレーザー走査、デジタルマイクロスコープ、半導体顕微鏡を通じて、精度と柔軟性を実現しています。
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