第5回エビデント・イメージ・オブ・ザ・イヤー
応募受付は終了しました。
たくさんのご応募をありがとうございました。受賞作品は本ウェブサイトにて、今秋発表予定です。

昨年開催された第4回イメージ・オブ・ザ・イヤーの反響を受けて、エビデントは2024年もイメージ・オブ・ザ・イヤーを開催し、美しく科学的に魅力的な顕微鏡画像を幅広く募集します。グローバル最優秀賞の受賞者1名と、マテリアルサイエンス&エンジニアリング部門の受賞者1名、米州、欧州、アジア・パシフィック各地域から1名ずつの受賞者、そして今年から新設される動画部門の最優秀賞受賞者1名には賞品を進呈します。
賞品
グローバル最優秀賞1名とマテリアルサイエンス&エンジニアリング部門の最優秀賞1名、動画部門の最優秀賞1名、米州、欧州、アジア・パシフィック各地域から1名ずつの受賞者に賞品を進呈します。
- グローバル最優秀賞:SZX7実体顕微鏡とDP23顕微鏡用デジタルカメラの組み合わせ、またはX Line高性能対物レンズ4本セットからいずれか
- マテリアルサイエンス&エンジニアリング賞:SZ61実体顕微鏡
- 地域最優秀賞:CX23正立顕微鏡、またはSZ61実体顕微鏡からいずれか
- 動画最優秀賞:CX23正立顕微鏡、またはSZ61実体顕微鏡からいずれか
グローバル最優秀賞(静止画部門):チョイス1
SZX7実体顕微鏡とDP23顕微鏡用デジタルカメラの組み合わせ
SZX7実体顕微鏡
- ワイドなズーム比 (7:1) と高い色再現性
- モジュール化デザインで最適なシステムを構築
SZX7の詳細はこちら
DP23顕微鏡用デジタルカメラ
- DP23-AOUのネットワーク機能により、施設内で遠隔でのライブ映像の共有が可能
- 大画面でも歪みの少ないライブ画像を観察可能
- カンファレンスや教育に適した高解像と色再現性を実現
DP23の詳細はこちら
グローバル最優秀賞(静止画部門):チョイス2
UPLXAPO(X Line対物レンズ) 4X, 10X, 20X, 40X
UPLXAPO(X Line対物レンズ) 4X, 10X, 20X, 40X
- 独自のレンズ製造技術により、高開口数、広範囲の画像のフラットネス(均質性)、広波長(400nm-1000nm)での色収差を含む諸収差の補正の全てを実現。
- 明視野観察や蛍光観察から共焦点観察まで幅広いアプリケーケーションで信頼性の高い高精細画像を提供
UPLXAPO(X Line対物レンズ)の詳細はこちら
グローバル最優秀賞(動画部門)/ 地域優秀賞:チョイス1
CX23正立顕微鏡
グローバル最優秀賞(動画部門)/ 地域優秀賞:チョイス2 / マテリアルサイエンス&エンジニアリング賞
SZ61実体顕微鏡
審査員
Songhai Shi(清華大学 生命科学学院教授、博士課程スーパーバイザー)
中国・北京にある清華大学生命科学部の著名な教授であり、博士課程指導教官。長年にわたり、神経生物学、遺伝学、細胞生物学、発生生物学などの手法を用いて、脳の発生、形成、機能メカニズムの研究に取り組んできた。
Wen-Tai Chiu(国立成功大学 バイオメディカル工学科、教授兼学科長)
オプトジェネティクス、カルシウムシグナル、ライブセル分子イメージング、がん研究を専門とする。母校である国立成功大学の教授として活躍。最近のプロジェクトは、カルシウムイオン(Ca2+)のフォーカルアドヒージョンダイナミクス、発がん、化学療法抵抗性の制御に関する研究、および先進バイオイメージングの探求など。また、彼の研究室では、工学技術を組み合わせてオプトジェネティック・プラットフォームを構築しており、従来の化学的刺激とは異なる時間的・空間的スケールで、さまざまなCa2+振動を正確に作り出すことができる。国立成功大学のバイオイメージング・コア・ファシリティのディレクターである博士は、国家科学技術委員会のバイオ医薬品ナショナル・コア・ファシリティと提携し、ハイエンドの顕微鏡機器を学内外の学術部門や産業部門が共同で使用することを推進している。
Nicolas Schilling(チューリッヒ大学 顕微鏡・画像解析センター、顕微鏡アプリケーションスペシャリスト)
チューリッヒ大学で生物医学を専攻。修士号取得後、同大学のテクノロジー・プラットフォーム・プログラムに従事し、高圧凍結凍結固定法と超解像顕微鏡法を組み合わせた新しいサンプル前処理法に取り組んできた。2019年、同大学の顕微鏡共通機器施設チームに加わり、以来、超解像顕微鏡、共焦点顕微鏡、広視野顕微鏡、電子顕微鏡など、あらゆる種類の顕微鏡を担当。サンプルの前処理、研究者のトレーニング、データ取得、後処理など、担当業務は多岐にわたる。
Geoff Williams(ブラウン大学ルデュックバイオイメージングファシリティ、マネージャー)
ブラウン大学のルデュックバイオイメージングファシリティで、14年の間マネージャー職を担う。コネチカット大学では、視覚芸術・科学・テクノロジー、そして顕微鏡技術を組み合わせて顕微鏡法(電子と光)を研究。その後、ミシガン州立大学院で修士課程を修了し、セントラルミシガン大学でイメージング施設の運営に携わるようになった後、現在のブラウン大学に着任。過去20年以上にわたり、電子顕微鏡と光学顕微鏡の両方の技術者として技術を磨く中で、単に科学的調査で求められるものに加えて、それぞれの画像が持つ美しさに注目するようになる。「Nanoscape」と名付けられた作品シリーズは、日常の生活の中では見逃してしまうようなミクロの世界を、触覚的かつ印象的に描き出す。
Harini Sreenivasappa(ドレクセル大学細胞イメージングセンター、マネージャー)
ドレクセル大学における光学顕微鏡の中核施設である、細胞イメージングセンターのマネージャーを務める。テキサスA&M大学(TAMU)の大学院で顕微鏡観察と出会い、心臓血管疾患の血管壁リモデリングで起こる、細胞の感知と適応に対する微小環境刺激の役割に関する研究に取り組む。この研究が生物医学工学の博士号につながる。原子間力顕微鏡(AFM)、スピニングディスク型共焦点、全反射照明蛍光(TIRF)など、さまざまな顕微鏡技術を横断して10年以上の経験を持つ。ASCBのCOMPASS Outreach助成金により、TAMUの研究者による顕微鏡写真を無料で公開したTravelling Micrographs展覧会を企画実施し、キュレーションを担当。一連の展示では、TAMUにおける研究の内容を地域社会と共有し、科学イメージングへの関心をかきたてることを目指した。
Rachid Rezgui(ニューヨーク大学アブダビ校、顕微鏡法、研究機器科学者)
顕微鏡学者であり、活動的な研究科学者でもある。ドイツのライプリッツ・ハノーファー大学で物理学を学んだ後、フランスのエコール・ポリテクニークで単一分子レベルにおけるDNA-タンパク質相互作用を研究し、生物物理学の博士号を取得。2014年にニューヨーク大学アブダビ校の顕微鏡中核施設に加わって以来、あらゆる種類の顕微鏡(二光子顕微鏡、超解像顕微鏡、共焦点顕微鏡、蛍光寿命顕微鏡、広視野顕微鏡など)に携わる。中核施設の管理を手掛けながら、サンプル調製、トレーニング、データ収集 、後処理など光学イメージングのあらゆる側面に関与している。
過去の受賞者

グローバル最優秀画像は、Laurent Formery(米国) により撮影されました。
幅約1cmのヒトデ幼生(Patiria miniata)の神経系。透明化処理後にアセチル化チューブリンに対する抗体で標識し、色別Zプロジェクションを用いて撮影。
高画質版のダウンロード(6.11MB)
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応募に関する概要*
スケジュール
- 応募:2024年2月15日(日本時間午前2時)~ 2024年6月1日(日本時間午前2時)
- 審査員は、提出された顕微鏡画像の芸術的、視覚的側面、科学的影響、技術熟練度の観点から審査を行います。
応募枚数
- 静止画、動画それぞれにつき一人3作品まで応募可能。
- 画像フォーマットはJPEGまたはTIFFのみ、画像サイズは各270MBまで。
- 動画フォーマットはMPEG、MP4またはAVIのみ、動画サイズは各270MBまで。
応募作品の著作権について
- 弊社はプロモーションの為に本コンテスト期間中および本コンテスト終了後に弊社Webサイト、カタログ、ポスター、雑誌書籍、学会及びその他イベントでの展示、作例等プロモーションに使用します。
- 応募者は作品(静止画または動画)の作成者としてクレジットされるため、アップロードされた作品の作成者である必要があり、その作品はいかなる第三者の権利も侵害しないことに注意してください。詳細については「応募規約」を参照ください。
注意事項
- 18歳以上であれば、どなたでも応募可能です。
- 応募いただける作品は、光学顕微鏡画像に限ります(電子顕微鏡やマクロ撮影した作品は応募対象外となります)。
- 弊社関係者(当事者、関連会社含む)の投稿は禁止します。