FLUOVIEW FV5000 共焦点レーザー走査型顕微鏡
FLUOVIEW™ FV5000 共焦点レーザー走査型顕微鏡で、顕微鏡観察の限界のその先へ。
FLUOVIEW™ FV5000 共焦点レーザー走査型顕微鏡は、エビデントが誇る光学技術に、先進の検出・走査技術を融合。驚異的な鮮明さ、スピード、信頼性で、高精度イメージングの新たな基準を打ち立てます。
革新的な SilVIR™ ディテクターはフォトンレベルの定量化を実現。新設計のスキャナー制御は、2Kレゾナントスキャンおよび8Kガルバノスキャンに対応し、動的な現象をより鮮明に捉えます。スマートな自動化機能がワークフローを効率化し、システム安定性が再現性の高い結果を実現します。
伝統を受け継ぎ、革新によって進化したFV5000は、複雑なイメージングを確信に満ちた発見へと導きます。\ \
- Product Status: 本製品は、FV4000、FV3000、およびそれ以前のFVシリーズの後継機種です。
Simply Powerful Imaging: Faster, Smarter, Clearer
FLUOVIEW™ FV5000は、研究の可能性を広げるために設計された次世代のプラットフォームです。サンプルの表面から深部にわたり、フォトンレベルでの定量解析が可能な高精細な画像の取得を実現し、生命現象を多角的に捉えます。SilVIR™ディテクターは、卓越した感度と広いダイナミックレンジ、そしてフォトンレベルの精度を実現。2Kレゾナントスキャンと8Kガルバノスキャンにより、動的な現象をリアルタイムで鮮明に描き出します。セットアップから撮影までのワークフローを効率化する自動化機能により、常に安定した再現性の高い結果を提供します。
先進の検出技術、洗練された設計、直感的な操作性を融合したFV5000は、これまでにない手軽さで高性能なイメージングを実現。研究者が、より短時間で、より確実に、より多くの情報を得られるよう支援します。
Precision Imaging You Can Trust
100年以上にわたる光学技術の蓄積から生まれたFLUOVIEW™ FV5000は、ライフサイエンスイメージングの新たな基準を築きます。
神経科学、細胞生物学、創薬、がん研究、発生生物学など、先端研究の現場で求められる明確な答えを、FV5000が提供します。
FV5000は、よりシャープで定量性の高いデータを、これまでになくスピーディかつ簡単に取得できる次世代プラットフォームです。
- 世界の研究機関が認めたSilVIRディテクターは、1 Gcpsの比類なきダイナミックレンジと高いS/N比を実現
- 8Kの高速ガルバノスキャンと2Kの高速度レゾナントスキャンによる、高精細かつ高速なイメージング
- FLUOVIEW Smart™ ソフトウェアとAIを活用したワークフローで、操作性と効率を大幅に向上
- TruResolution™ 自動補正環により、球面収差をワンクリックで補正。20本以上の標準対物レンズに対応
- 最大10本のレーザーラインとコンパクトな多光子レーザーモジュールを組み合わせ可能。将来の拡張にも柔軟に対応する設計
一度体験すれば、その違いが判ります。FV5000の性能をぜひご自身でご体感ください。
7色Tetbowを発現したマウス脳スライス(子宮内エレクトロポレーション)をSeeDB2で透明化処理。
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 藤本 聡志 先生、今井 猛先生
Absolute Quantitation
“SilVIRディテクターの広いダイナミックレンジのおかげで、これまで露出オーバーやアンダーを避けるために妥協せざるを得なかった複数の蛍光ラベルも、問題なく撮影できるようになりました。”
Jonathan Epp, PhD
Department of Cell Biology and Anatomy, University of Calgary
SilVIR™ Next-Generation Detector Technology
シリコンフォトマルチプライヤーと、エビデントの特許技術である高速信号処理の組み合わせにより実現したSilVIRテクノロジーは 、卓越した感度と業界最大クラスのダイナミックレンジで、あらゆるフォトンを確実に捉えます。低ノイズ設計のエレクトロニクスと内蔵型レーザーパワーモニターにより、照明の安定性を維持し、微弱なシグナルから深部組織のイメージングまで、再現性の高い定量結果を提供します。
シグナルの強弱を問わず、常に高精細なイメージングを実現。1つのサンプル内で強いシグナルも微弱なシグナルも、画質を損なうことなく明瞭に検出します。ヒストグラムはフォトン数に対応した離散的なパターンを示し、蛍光強度の定量化と背景ノイズの最小化を可能にします。
Speed and Resolution
2つのスキャナーで、1つのワークフローを実現: 高解像イメージングと高速イメージング
高速撮影にも、高解像画像撮影にも、FV5000は柔軟に対応します。レゾナントスキャナーは、20mmの視野全体で細胞の動態を鮮明に捉え、平均化をほとんど行わずに最大438FPSで高S/N比の画像を取得できます。
8K × 8Kのガルバノスキャンに切り替えれば、0.2 µs/pixelのピクセルスピードでサンプリング可能。高NA対物レンズとFV-OSRソフトウェアを組み合わせることで、追加ハードウェアなしで最大6チャンネルの多波長画像においてXY方向で120nmの分解能を実現します。
得られるのは、妥協のない成果と、圧倒的なデータ取得スピード
SeeDB2で透明化されたマウス脳スライスをステッチング処理。Thy1-YFP-Hトランスジェニックマウスの皮質第5層ピラミッドニューロンにEYFPが発現しており、LUPLAPO25XO対物レンズとレゾナントスキャナーを用いて取得。
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 藤本 聡志 先生、今井 猛先生
ガルバノスキャンと同等の鮮明さで、最大9倍の高速取得を実現。
左:2KガルバノZスタック(平均化なし)で取得した画像。取得時間:43.5分
右:2KレゾナントZスタック(4回平均化)で取得した画像。取得時間:4.6分
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 藤本 聡志 先生、今井 猛 先生
比類なきダイナミックレンジと8Kスキャンの組み合わせで、ナイキスト条件を満たす高精細画像による微細構造も、広視野による全体像も全てを一枚に。
右図:ガルバノスキャン(8192 × 8192)、ズーム0.9倍、開口0.8 a.u.、LUPLAPO25XO、Ypet:励起514 nm/検出530–570 nm、Z軸:60–150 µm、Zステップ:0.82 µm、MIP(最大強度投影)
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 藤本 聡志 先生、今井 猛 先生
高速応答を確実に取得
SilVIRディテクターの高いS/N比により、画像の平均化や積算は最小限で済み、高品質な結果が得られます。
SeeDB-Liveでクリア処理したGCaMP6f発現急性嗅球スライスのライブイメージング。取得深度:表面から70 µm、対物レンズ:LUPLAPO25XS。
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 稲垣 成矩先生、今井 猛先生
https://adobeassets.evidentscientific.com/content/dam/mis/fv5000/videos/product-page/70um-depth.mp4
SeeDB-Liveでクリア処理したGCaMP6f発現急性嗅球スライスのライブイメージング。取得深度:表面から120 µm、対物レンズ:LUPLAPO25XS。
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 稲垣 成矩先生、今井 猛先生
https://adobeassets.evidentscientific.com/content/dam/mis/fv5000/videos/product-page/120um-depth.mp4
SeeDB-Liveでクリア処理したGCaMP6f発現急性嗅球スライスのライブイメージング。取得深度:表面から200 µm、対物レンズ:LUPLAPO25XS。
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 稲垣 成矩先生、今井 猛先生
https://adobeassets.evidentscientific.com/content/dam/mis/fv5000/videos/product-page/200um-depth.mp4
細胞から胚まで、生体の動きを高精細に捉える
FRAPや光損傷などの実験においても、SilVIRの高感度定量検出と高速スキャンにより、最小限の平均化で微弱なシグナルをリアルタイムで取得可能。
生体サンプルでは、正確な光刺激により再現性のある局所的な操作が可能となり、修復、移動、シグナル伝達の経時的な追跡を実現します。高いリニアリティと広いダイナミックレンジにより輝度飽和を防ぎ、、タイムラプスデータの解析にも適しています。
Time-lapse sequence in a living zebrafish embryo showing the repair response after localized multiphoton ablation of microtubules (green). Sample courtesy of: Soraya Villaseca, PhD , Department of Physiology, Development and Neuroscience, University of Cambridge.
“このイメージングのクオリティは、今までに見たことがありません。”
Soraya Villaseca, PhD
Department of Physiology, Development and Neuroscience, University of Cambridge
Unmatched Simplicity
FLUOVIEW Smart™ で最初から最後まで簡単操作
科学の課題に挑む研究者たちから着想を得て、FV5000は共焦点イメージングをよりスマートに、より高速に進化させます。
- スマートサンプルサーチ:XY・Z方向でサンプルをすばやく検出
- スマート自動レーザーパワー出力調整:AIがレーザー出力を最適化し、S/N比を向上
- 直感的なインターフェースで、複雑な多次元画像も数クリックで取得
- インテリジェントシェーディング補正:高品質な貼り合わせ画像を自動生成
※FLUOVIEW SmartはFV5000の倒立型構成で利用可能です。門型、正立型、多光子構成ではご利用いただけません。
シンプル操作でスマートに補正
自動補正環調整
FV5000に搭載された TruResolution™ テクノロジーは、煩雑で時間のかかる対物レンズの補正環調整をワンクリックで自動化。試行錯誤による手動調整を不要にします。
厚みのあるサンプルでは、XYZスキャン中に補正環の調整が必要になることがありますが、TruResolution™がボリュームイメージング中に補正環を動的に調整し、常に安定した画質を維持します。カバーガラスや試料の不均一性による球面収差を抑えながら、深部までクリアな画像を取得できます。
TruResolutionによる自動補正環調整で、よりシャープで詳細な画像を。TruResolution™は、カバーガラスや試料の不均一性によって生じる球面収差を抑えるために、補正環を自動で調整。深部まで均一な画質を保ち、多様な対物レンズに対応します。
左:補正環の自動調整なし
右:補正環の自動調整あり
自動補正環調整により、画像の鮮明さと細部の描写が向上します。
インテリジェントシェーディング補正
画面の端まで均一な鮮明さと精度を。インテリジェントシェーディング補正で、ムラの無い、高品質な貼り合わせ画像を生成。
インテリジェントシェーディング補正は、視野全体の照明ムラを自動で補正し、手動調整なしでシームレスな貼り合わせ画像を作成。広範囲のイメージングの効率と一貫性を向上させます。
左:インテリジェントシェーディング補正なし
右:インテリジェントシェーディング補正あり
ディープラーニングによる画像セグメンテーション
AIでしきい値の限界を超える
従来の強度ベースのしきい値処理は、時間がかかり、結果にばらつきが出やすく、試料条件に大きく左右されます。
TruAIによる画像セグメンテーションは、深層学習を用いて、従来法では見逃されがちな微細なパターンや弱いシグナルを認識。染色の薄い構造や複雑な組織でも、正確かつ再現性の高いセグメンテーションが可能です。
細胞を明確に識別し、解析のスピードと精度を両立します。
TruAIによるスフェロイドの画像解析
左:TruAIなし/ 右:TruAIあり
TruAIは、核のDAPIシグナルが散乱によって弱くなるようなサンプル深部でも、細胞をセグメント化・分類。従来法では困難だった構造も、深層学習により正確に識別します。
Reliability and Flexibility
研究の進化に応える、柔軟で信頼ある堅牢なシステム
FV5000は、長期的な精度と柔軟性を追求して設計されています。現在のニーズに合わせてシステムを構成し、研究の進展に応じて容易に拡張できます。
検出器、カメラ、レーザーの追加や、MPEモジュールによる多光子イメージングへのアップグレードも可能。1光子・多光子撮影に加え、二次・三次高調波のイメージングにも対応します。
スマートなハードウェアとソフトウェアが常にイメージング性能を監視・最適化し、安定した再現性のある結果を提供。さらに、エビデントのグローバルなサービス・サポート体制により、長期的な安心と高い稼働率を実現します。
再現性のための設計
FV5000は、アクティブなシステムモニタリングにより、精度を維持します。レーザーパワーモニター(LPM)が撮影間、実験間でレーザー出力の一貫性を確保することで、異なるユーザーでも、数日後や数週間後であっても同一条件下で画像取得が可能です。この安定性は、定量解析や長期的な研究に求められる再現性を支えます。
さらに性能を守るために、マイクロスコープパフォーマンスモニター(MPM)がシステムの感度や画像の一貫性を自動で評価します。わずかな変化も早期に検出し、研究者が結果に自信を持てるようサポート。すべてのデータセットが、実験条件を正確に反映するようにします。
コンフィギュレーション
あらゆる用途に対応する柔軟なプラットフォーム
FV5000プラットフォームは、IX85倒立型システムによる高速ライブセルイメージング、一般的な観察や電気生理に適した正立型フレーム、大型試料に対応する門型構成まで、幅広い構成に対応しています。より深部の観察には多光子励起(MPE)構成が、小動物や厚い組織の研究に対応。大型フレームや3Dオルガノイドに最適化された構成も可能です。
共焦点モードと多光子モードは、1台のシステムに統合することもでき、研究者に比類なき柔軟性を提供します。共焦点用に最大6チャンネル、さらに多光子用に6チャンネルの最大12チャンネルのSilVIRディテクターを構成可能。あらゆるモダリティで、フォトンレベルの感度で画像取得が可能です。
共焦点イメージング
多光子イメージング
正立顕微鏡システム
広いフォーカス範囲により、組織切片から生体マウスや小動物まで、幅広いサンプルに対応可能
門型顕微鏡システム
対物レンズ下に広い作業スペースを確保しており、実験機器の設置や操作が容易
倒立顕微鏡システム
正立型では観察が難しい3D培養や多細胞クラスターの観察にも対応。
多光子用途向けFV5000MPEの詳細はこちらをご覧ください。
世界水準のイメージング対物レンズ
複数の国際的な賞に輝いたX Line™対物レンズに加え、エビデントでは、あらゆる研究ニーズに応える幅広いA Line™対物レンズもご用意しています。これにより、共焦点システムの可能性をさらに広げることができます。
アプリケーションに最適な対物レンズを見つけるには、対物レンズセレクターをご利用ください。
“このゲル浸対物レンズは、これまでで一番のお気に入りです。画像品質、取得速度、感度のすべてが非常に優れていました。”
Emma Steijvers, MSc, MPhil
AROS Lab, Department of Physiology, Development and Neuroscience, University of Cambridge
新発売のオイル浸対物レンズ
新しい長作動距離(WD)オイル浸対物レンズにより、透明化されたサンプルの深部まで詳細を観察できます。
- 倍率:25倍 / 開口数(NA):1.0
- 作動距離:1 mm
- 浸漬液:オイル
- 高屈折率サンプル対応:1.45~1.56(Rapiclear、BABBなど)
- APO(アポクロマート)設計による色収差補正
Whole mouse embryo cleared with Ethyl cinnamate, labeled with Alexa Fluor 405, 488, and 568.
Captured in confocal mode (170 tiles in XY, 700 microns depth) with a 25X oil immersion lens (1 mm WD). Sample courtesy of: Dr. Emma Siragher, Hanna Group, Department of Physiology, Development and Neuroscience, University of Cambridge.
最先端イメージング研究の未来を切り拓く
FV5000は、精密なエンジニアリングとインテリジェントな自動化を融合し、共通利用機器施設から個人の研究者まで、すべてのユーザーに信頼性と再現性の高い結果を提供します。
- 共通利用機器施設向け:SilVIR™ディテクターによる長期安定性、⾃動キャリブレーション、将来の拡張にも対応するモジュール設計で、ダウンタイムを最小限に抑え、管理を簡素化します。
- 研究リーダー向け:フォトンレベルの検出と⾃動化ワークフローにより、定量的で論文品質のデータを取得。発見のスピードを加速します。
- 個人ユーザー向け:直感的な操作、迅速なセットアップ、統合された性能モニタリングにより、初日から自信を持ってイメージングを開始できます。
サポート
信頼のサポートとサービス体制
研究の信頼性を守るために、エビデントは迅速なサービスと技術サポートで、お客様を力強く支援します。
FV5000サービスプランは、メンテナンス、プロテクション、パフォーマンスプラスの3つの便利なプランをご用意しています。これらのプランには、「ダウンタイムを最小限に抑える優先サポート」「機器を最良の状態に保つ定期メンテナンス」「修理費用を含むプラン※」が含まれており、急な出費の心配がなく、必要なタイミングで、迅速かつ的確な対応を受けられます。
※メンテナンスプランは対象外となります。またサービス内容は地域により異なる可能性があります。
仕様
FV5000 / FV5000-RS 仕様
| 仕様 | FV5000 | FV5000-RS | |
| スキャナー | ガルバノメータースキャナー | 64 × 64 – 8192 × 8192 ピクセル、0.2 μs/pixel – 1000 μs/pixel | |
| レゾナントスキャナー | - | 512 × 512 ピクセル、 1024 × 1024 ピクセル、2048 × 2048 ピクセル | |
| 視野数(FN) | 20 | ||
| 分光検出器 | 分光器 | SilVIRディテクター(冷却シリコンフォトマルチプライヤー、広波長対応タイプまたは近赤外波長対応タイプ) | |
| 最大搭載可能ユニット数 | 6CH 搭載可能 | ||
| 分光器 | 電動透過型回折格子(VPH)、対応波長域:400 nm-900 nm | ||
| レーザー | 可視レーザー | 405 nm、445 nm、488 nm、514 nm、561 nm、594 nm、640 nm | |
| NIR レーザー | 685 nm、730 nm、785 nm | ||
| レーザーパワーモニター | 内蔵 | ||
| 画像 | HDRフォトンカウンティング(1G cps、16ビット) | ||
カタログ・ビデオ・その他資料
アプリケーションノート
ホワイトペーパー(白書)
ブログ
動画
HeLa cell spheroid labeled by DAPI (cyan, cell nuclei) and AlexaFluor790 (magenta, Ki-67)
HeLa cells labeled by MitoView 720
https://adobeassets.evidentscientific.com/content/dam/video/video/library/_7_1.mp4