TruFocus Technology Stable Time-Lapse Imaging
TruFocusが、周囲環境の温度変化や、薬剤の投入などで生じるフォーカスずれを自動で補正し、タイムラプス実験の確実性を向上させます。
より正確なタイムラプス実験を可能に
光毒性が少ないレーザークラス1のIRレーザーを用いた自動フォーカス補正機能により、周囲環境の温度変化や、薬剤の投入などで生じるフォーカスずれを自動で補正し、タイムラプス実験の確実性を向上させます。
また、TruFocus Redシステム*は、赤外/IR領域で励起するCy7などの蛍光染色を用いた観察においても効果を発揮します。
* 受注生産品
ワンショット/コンティニュアスAF可能なTruFocus Zドリフトコンペンセーター
ワンショットAFは、厚みのあるサンプルに対して任意にフォーカス位置を設定でき、Zスタックを効率よく取得できます。光学オフセットを調節することにより、長作動対物レンズによるプラスチック容器でのコンティニュアスAFも可能で、マイクロプレートを用いたマルチポイントタイムラプスで効率よく画像の取得が可能です。また、シリコーンオイル浸対物レンズにも対応しています。
TruFocusに対応するシステム
IXplore IX85 Live
光毒性や蛍光褪色を最小限に抑えるように設計されたIXplore™ IX85 Live倒立型リサーチ顕微鏡システムは、生細胞や組織の観察を伴う実験に最適化されています。正確な環境制御による細胞活性の維持とシステムの安定性により、がん、幹細胞、脳研究などでのタイムラプスイメージングをサポートします。
- TruFocus™ Z-ドリフトコンペンセーターにより、タイムラプスイメージングにおいてZフォーカス位置を維持
- シリコーンオイル・ゲル浸対物レンズで、サンプルをより深くまで、またこれまでは困難であった構造の真の形に近い観察が可能
共焦点レーザー走査型顕微鏡
FV5000
- 革新的な技術がもたらす、驚異的な鮮明さ・スピード・信頼性
- SilVIR™ディテクターが、フォトンレベルの定量化、高S/N比を実現
- 比類なきダイナミックレンジで、信号スペクトル全体を捉え、輝度飽和を防止
- 高速2Kレゾナントスキャンと高解像8Kガルバノスキャンを1つのプラットフォームに統合
- FLUOVIEW Smart™ソフトウェアが、直感的な操作とAIによる自動化で使いやすさを向上
- TruResolution™自動補正環が、20種類以上の対物レンズに対応し、最適な自動調整を実現
- 最大10本のレーザーラインと将来的な多光子アップグレードに対応するモジュール設計
- レーザーパワーモニター(LPM)が、照射の安定性と再現性のある結果を長期にわたり実現
多光子励起レーザー走査型顕微鏡
FV5000MPE
- コンパクトなファイバーピグテール型レーザーにより、散乱組織内での深部定量イメージングを実現
- 最大3本のMPEレーザーによる同時励起で、ミリメートル単位の深部撮影が可能
- SilVIR™、TruAI、TruSight™技術が、卓越したS/N比と鮮明な画像を提供
- MPEに最適化された対物レンズ、TruResolution™自動補正環、自動IRレーザーアライメントにより、シャープなフォーカスを維持
- FV5000システムのアップグレードとして、またはMPE専用のフルシステムとして提供可能
- 高度な多光子アプリケーションに対応する、可変波長レーザー構成を選択可能
https://main--eds-evident-website--evident-scientific.hlx.live/ja/laser-scanning/fv4000MPE/
FV4000MPE
- 高精細で定量的な画像データを簡単に取得
- 1つのサンプルからより多くの情報を取得
- サンプル深部の高速ライブイメージング
- 研究ニーズに合わせた高いシステム拡張性