デジタルマイクロスコープ
「スピード」と「精度」、解析のすべて
デジタルマイクロスコープは接眼レンズの代わりにデジタルカメラを使用して画像を取り込み、リアルタイムでモニターに表示します。多用途のオールインワンシステムとして、電子部品、金属、自動車、製造、研究などの分野にわたり、さまざまなサンプルの検査と解析に使用されています。当社のデジタルマイクロスコープは、産業や用途を問わず、使いやすさ、柔軟なイメージング、スマート機能を組み合わせて、ワークフローを効率化します。
デジタルマイクロスコープがどのようにしてより短時間で多くの処理を可能にするかについて、以下のFAQをご覧ください。
関連アプリケーション
半導体ウエハー製造工程で発生する欠陥を検出ーデジタルマイクロスコープによる外観検査
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プリント配線板回路形状測定ーデジタルマイクロスコープによる高精度な形状測定
プリント基板はさまざまな種類の電子部品を基板上に実装して、基板上に形成された電子回路を通じて適切な量の電流や電気信号を伝送し、電子機器が十分に機能を発揮できるよう制御する電子機器の核となるユニットです。電子部品を実装する前の、回路だけの状態の基板はプリント配線板と呼ばれます。プリント配線板にはさまざまなタイプがありますが、現在一番多く普及しているのはリジットタイプと呼ばれるものです。その製造工程は、ガラスを含んだエポキシ樹脂を材料とした絶縁体の板の上に銅箔を貼り付け、その銅を残す部分(パターン)にレジストと呼ばれる薬品を印刷するというものです。
高分解能レンズでの高精度測定 – 高解像デジタルマイクロスコープによる積層セラミックコンデンサの内部レイヤー厚さ計測
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