驚異的な鮮明さ、スピード、そして信頼性
共焦点レーザー走査型顕微鏡は、レーザービームを焦点面の回折限界スポットに集光し、焦点と共役な位置に配置したピンホールで焦点外の光を除去することで、鮮明な光学的切片化、クリアな3Dスタック、高いS/N比を実現します。当社のレーザー走査型共焦点顕微鏡および多光子システムは、ライブセルからin vivoまで、蛍光のフォーカスを最適化し、視野を広げ、より少ない光でより多くの情報を引き出します。
共焦点レーザー走査型顕微鏡は、ライフサイエンス分野の幅広いアプリケーションに対応する汎用性の高い手法であり、サンプルの高解像度・高コントラスト画像の取得に活用されています。レーザー顕微鏡はサンプルをポイントごとにスキャンし、光学的断面像を取得することで、精密な3D画像の構築が可能です。
in utero エレクトロポレーションによって7色Tetbowを発現させ、SeeDB2で透明化したマウス脳スライス
標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 藤本 聡志 先生、今井 猛先生
ライフサイエンス コンフォーカル顕微鏡
エビデントのレーザー走査型顕微鏡は、ライフサイエンス分野における最も困難な課題に対応するため、さまざまなイメージングモダリティを備えています。
次世代のSilVIR™ディテクター技術を搭載したFV5000は、優れた感度、スピード、再現性を、シンプルな操作性を追求したプラットフォームで提供します。2Kレゾナントスキャンと8Kガルバノスキャン、直感的なFLUOVIEW Smart™オートメーション、TruResolution™自動補正環調整により、あらゆる実験に明瞭さと確信をもたらします。新たな技術革新により、高度な多光子イメージングがこれまで以上に身近で、導入しやすくなりました。
FV5000
共焦点レーザー走査型顕微鏡
- 革新的な技術がもたらす、驚異的な鮮明さ・スピード・信頼性
- SilVIR™ディテクターが、フォトンレベルの定量化、高S/N比を実現
- 比類なきダイナミックレンジで、信号スペクトル全体を捉え、輝度飽和を防止
- 高速2Kレゾナントスキャンと高解像8Kガルバノスキャンを1つのプラットフォームに統合
- FLUOVIEW Smart™ソフトウェアが、直感的な操作とAIによる自動化で使いやすさを向上
- TruResolution™自動補正環が、20種類以上の対物レンズに対応し、最適な自動調整を実現
- 最大10本のレーザーラインと将来的な多光子アップグレードに対応するモジュール設計
- レーザーパワーモニター(LPM)が、照射の安定性と再現性のある結果を長期にわたり実現
FV5000MPE
多光子励起レーザー走査型顕微鏡
- コンパクトなファイバーピグテール型レーザーにより、散乱組織内での深部定量イメージングを実現
- 最大3本のMPEレーザーによる同時励起で、ミリメートル単位の深部撮影が可能
- SilVIR™、TruAI、TruSight™技術が、卓越したS/N比と鮮明な画像を提供
- MPEに最適化された対物レンズ、TruResolution™自動補正環、自動IRレーザーアライメントにより、シャープなフォーカスを維持
- FV5000システムのアップグレードとして、またはMPE専用のフルシステムとして提供可能
- 高度な多光子アプリケーションに対応する、可変波長レーザー構成を選択可能
FV5000 + MPE:統合プラットフォーム
共焦点と多光子をひとつのシステムに統合したFV5000 + MPEは、ワークフローを変えることなくモダリティの切り替えを可能にします。ソフトウェアと光学系は共通であり、多くのケースでステージや対物レンズを共有することで、操作の一貫性を保ちます。高速な共焦点から深部の多光子イメージングまで、同一サンプル上でシームレスに移行できるこのアップグレード可能なプラットフォームは、導入や保守の手間を軽減し、コスト管理に寄与しながら稼働率を最大化します。
最新の顕微鏡技術をご紹介—共焦点・多光子イメージングの新たな可能性をご覧ください
SilVIRディテクター
生物用共焦点レーザー走査型顕微鏡ソリューション
- SiPM(シリコン光増倍器)とエビデント独自の高速信号プロセッシング技術の融合
- 検出されたフォトンの数を正確に計数することが可能
- 微弱蛍光でも高画質画像取得を実現
- 革新的な画像定量化
マテリアルサイエンス向けレーザー顕微鏡
LEXT OLS5500
白色干渉計搭載 3D 測定レーザー顕微鏡
- ナノからサブミクロンまでのトレーサブルな高精度測定
- レーザー顕微鏡、白色干渉計、フォーカスバリエーションの3つの機能を1台に搭載
- レーザー顕微鏡および白色干渉計の双方で「正確さ」と「繰り返し性」を保証する世界初*のハイブリッドシステム
- 白色干渉計では、従来のレーザー顕微鏡と比べて最大40倍の測定スループットを実現
- 自社設計の光学技術により、あらゆる表面解析において信頼性の高い測定が可能
- 直感的なインターフェースとスマートなワークフローにより、観察から測定までの一連の業務を効率化
- PRECiV™ソフトウェアによる専門的な解析アプリケーションにも対応可能
*2025年10月時点、当社調べによる
LEXT OLS5100
LEXT OLS5100は、非接触・非破壊で微細な3D形状の観察・測定が可能なレーザー顕微鏡です。 サブミクロンオーダーの微細な形状測定に優れ、スタートボタンを押すだけでオペレーターの習熟度に左右されない測定結果を得ることができます。 また、新開発の『実験トータルアシスト』により、実験計画作成からデータ取得・解析、分析・データ出力までを一括管理することで、人為的なミスを低減し、手戻りを防ぎます。ISO/IEC 17025認定校正に対応しています。
ライフサイエンスモダリティと専用機能
ポイントスキャン型共焦点
SeeDB2で透明化されたマウス脳スライスをステッチング処理。Thy1-YFP-Hトランスジェニックマウスの皮質第5層ピラミッドニューロンにEYFPが発現しており、LUPLAPO25XO対物レンズとレゾナントスキャナーを用いて取得。 標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:九州大学大学院医学研究院 藤本 聡志 先生、今井 猛先生
ポイントスキャンでは、レーザーを回折限界スポットに集光し、焦点面に設けたnピンホールで焦点外の光を除去することで、高コントラストな光学的断面像取得と定量的な3Dスタック作成を実現します。高解像観察には8Kガルバノスキャン、高速ダイナミクスの観察には2Kレゾナントスキャンを選択可能。どちらも同一の光学系で動作し、比較可能なデータを取得できます。SilVIRディテクターにより、少ない平均化で高いS/N比を達成。FLUOVIEW Smart™ソフトウェアがセットアップから撮影までのワークフローを効率化し、信頼性の高いデータ取得をスピーディにサポートします。
多光子・二光子イメージング
Human kidney organoid. AlexaFluor 488, 568,647 and DAPI used to target tubulin, integrin beta-1, laminin-111/211 and nuclei. Sample courtesy of: Dr. Robert Turnbull and Prof. Katja Röper, Department of Physiology, Development and Neuroscience, University of Cambridge.
長波長の励起エネルギーを焦点に局所化することで、散乱の多い組織でも深部までの観察が可能になり、フォトダメージを抑えられます。in vivoでの神経科学研究、オルガノイド、透明化サンプルなどに最適です。
FV5000MPEモジュールは、共焦点と同じソフトウェア環境で操作できる多光子(SHG/THGを含む)機能を追加します。赤外光のアライメントと安定性を高める機能により、実験間やユーザー間での再現性ある取得をサポートします。
可変スペクトル検出(TruSpectral™)
High-resolution five-channel confocal image of an embryo captured using DAPI and Alexa Fluor 488, 568, 647, and 750—revealing detailed structures across multiple fluorescence spectra. Sample courtesy of: Mohamed Gatie, PhD, Developmental Biology Program, Memorial Sloan Kettering Cancer Center.
スペクトルディテクターは、光のスペクトル情報を基に蛍光を分離することで、コントラストを向上させ、スペクトルが重なっていても正確なマルチプレックス蛍光撮影を可能にします。約400〜900 nmの範囲で最大6チャンネルの共焦点画像を同時取得でき、スペクトルアンミキシングにより感度を損なうことなく自家蛍光の影響を抑制できます。SilVIRディテクター技術と組み合わせることで、複雑なパネルにおいても、鮮明で定量性の高い共焦点イメージングを実現します。
高速ライブイメージング(TruAI)
Human iPSC-derived kidney organoids with membrane-GFP. Sample courtesy of: Dr. Robert Turnbull and Prof. Katja Röper, Department of Physiology, Development and Neuroscience, University of Cambridge.
レゾナントスキャンによりフレームレートが向上し、ライブセルに対する露光を抑えながら、急速な細胞イベントの観察が可能になります。TruAIによるノイズ除去は、時間分解能を維持しながら画像の明瞭さを回復し、過度な平均化の必要性を軽減します。スマートレーザーパワー調整などのスマートツールと組み合わせることで、長時間のタイムラプス撮影やボリューム解析において、細胞への優しさと画像品質のバランスを両立できます。
超解像イメージング(FV-OSR)
Lifeact-mScarlet-IおよびEB3-3xmNeonGreenを発現させた培養HeLa細胞をFV5000の超解像モードで取得 標本作製、画像の取得・提供にご協力賜りました先生:京都大学大学院生命科学研究科 三井 遥香 様、青木 一洋 先生
FV-OSRソフトウェアは、専用の超解像ハードウェアを使用せずに、定義された条件下で最大約120 nmのXY分解能を実現し、回折限界を超える高周波情報を強調します。
高NAレンズとSilVIRディテクターの高感度性能により、日常的なワークフローの中で、複数チャネルの超解像画像を同時に取得可能です。
速度や深さではなく「分解能」がボトルネックとなる場面において、細胞内構造の理解へとつながる実用的なアプローチを提供します。
スピニングディスク型共焦点イメージング
Neurons. DAPI (blue), ATP5 (yellow), vimentin (red), MAP2 (green).
多数のピンホールを備えた回転ディスクが同時に複数点を走査することで、撮影速度を向上させ、照射光量を低減。繊細なライブサンプルやスクリーニングに適した方式です。
広い視野で高速イベントを捉える際にも、やさしい照明で鮮明な光学切片像が得られます。
ご利用のシステムに応じた対応状況や導入方法についてはお問い合わせください。
ライフサイエンスアプリケーション
共焦点顕微鏡と多光子顕微鏡は、ライフサイエンス研究に欠かせないツールです。これらの相補的なイメージング技術により、生物構造やプロセスをこれまでにない詳細で可視化・解析でき、細胞内メカニズムから組織全体のダイナミクスまで、複雑な生物学的システムの理解が深まります。
レーザー走査型共焦点顕微鏡:細胞レベルでの精密な観察
共焦点顕微鏡は、集光レーザー光とピンホール検出により焦点外の蛍光を除去し、生物試料の鮮明で高解像な光学断層像を取得します。これにより、細胞・組織・オルガノイドの詳細な3D画像を高コントラストで再構築可能です。共焦点システムは以下の用途に最適です:
- 高解像度の固定・ライブセル3Dイメージング:オルガネラや細胞骨格、タンパク質局在の解析に対応する高速取得と安定したフォーカス
- 定量蛍光イメージング:蛍光強度の精密な測定による比較研究
- タイムラプス解析:細胞移動、分裂、細胞内シグナルなどの動的イベントの記録
- 神経科学・発生生物学:焦点面での微細構造を高コントラストで観察
- 多重蛍光:スペクトル検出により蛍光色素の重なりを分離し、励起・蛍光制御も強力
共焦点顕微鏡は、細胞生物学、神経科学、発生生物学、分子医学などの研究に不可欠なツールです。
多光子顕微鏡:ライブサンプルや厚いサンプルの深部観察
多光子励起(MPE)顕微鏡は、従来の共焦点システムの限界を超えたイメージングを可能にします。長波長の近赤外(NIR)光を用いて、焦点位置でのみ蛍光を励起することで、生体組織の深部(数ミリ)まで低光毒性・低退色で観察できます。主な用途は以下の通りです:
- 生体内・生体内観察:脳組織内での神経活動や、生体内での細胞移動の追跡
- 厚く散乱性のあるサンプル:オルガノイド、胚、組織切片など
- 長時間ライブイメージング:低ダメージで発生や生理的プロセスを長期観察
- 深部イメージング:厚いサンプルや透明化サンプルに対する多光子・二光子観察で高い浸透性と生体適合性を実現
多光子システムは組織深部への透過性が高く、背景蛍光を抑えられるため、より生理的に近い環境での観察に不可欠です。
両モダリティの活用でより包括的な生物学的インサイトを
共焦点と多光子顕微鏡を組み合わせることで、細胞内の微細構造から組織全体のダイナミクスまで、幅広い生物現象を捉えることができます。統合ソフトウェアと共通の光学系により、観察深度や感度のニーズに応じてモダリティを柔軟に切り替え可能です。
この2つの機能は、神経科学、がん研究、発生生物学、免疫学など、ライフサイエンス分野の多様な応用を支えます。両技術を活用することで、生命の複雑さをあらゆるスケールでより深く、より包括的に理解することができます。
FV5000の共焦点・多光子イメージングがライブセルや厚い組織においてどのように新たな発見をもたらすかをご覧ください。
マテリアルサイエンスアプリケーション
表面の微細な変化を定量的に判断。マテリアルサイエンス(工業用途)における計測では、共焦点イメージングが有効です。レーザー光と精密な焦点制御を組み合わせることで、表面の立体形状を迅速かつ非接触で、繰り返し安定して測定することが可能です。
- 主なアプリケーションには、以下が含まれます:
- 表面粗さやコーティング厚さの測定
- 半導体・マイクロエレクトロニクスの検査
- 自動車および航空宇宙部品の解析
- バッテリー電極やアディティブマニュファクチャリング表面の検査
- ポリマーおよび複合材料の検査
- 不透明または反射性サンプルのイメージング
共焦点レーザー顕微鏡による高解像度の表面観察と計測
共焦点レーザー顕微鏡は、レーザー光とピンホールを用いて焦点外の反射を除去することで、コントラストの高い、優れた表面観察および計測性能を発揮します。これにより、ナノメートルレベルの精度で鮮明な3次元表面プロファイルを取得できるため、微細構造や表面形状の評価に最適です。
工業用途での計測における主な用途は以下の通りです:
- 3D表面プロファイリング:金属、ポリマー、セラミック、複合材料の高さ、粗さ、表面テクスチャの正確な測定
- 薄膜およびコーティング解析:断面切断なしでの膜厚の均一性、層間接着性、欠陥の評価
- 不具合解析:機械部品や電子部品における微小亀裂、剥離、摩耗の検出
- 非接触測定:繊細または高価なサンプルに物理的接触をせずに測定可能
共焦点レーザー顕微鏡は、滑らかで反射性の高い表面の精密検査に優れています。優れた光学技術に基づく高精度な3D形状測定を実現することで、品質管理、研究開発、生産現場において、再現性の高い信頼性あるデータを提供します。
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共焦点顕微鏡に関するよくあるご質問(FAQ)
最新の共焦点顕微鏡は、これまで以上に高速・高精度・高画質なイメージングを実現します。高速レゾナントスキャナーや最適化された走査ミラーにより露光時間を大幅に短縮しながら、画像の詳細を保持。動的なサンプルも迅速に取得できます。
インテリジェントなスペクトル検出技術は、励起波長と蛍光波長の分離、スペクトルアンミキシング、S/N比の向上を通じて、より正確でクリアなデータ取得を支援します。
ガルバノ制御による精密なポイントスキャンと、オプションの超解像モジュールを組み合わせることで、微細構造の可視化が可能となり、複雑な生物学的・構造的現象を捉えることができます
共焦点および多光子システムは、安定した光源からの集光光を用いてサンプルを走査します。ピンホールが散乱光を除去することで、薄い光学断層像を取得し、正確な3Dデータを構築します。
- ポイントスキャン型共焦点(ガルバノ/レゾナント):柔軟で定量的な共焦点イメージングに対応
- 二光子/多光子:長波長光による深部イメージングと低毒性
- スペクトル/可変検出:波長による蛍光色素の分離で、コントラストとマルチプレックス性能を向上
レーザー走査型共焦点顕微鏡は、ライブセルから厚い組織まで、ライフサイエンス研究全般で使用されます。高コントラストな光学断層像、定量的な3Dスタック、再現性のある測定を提供します。回折限界まで集光されたレーザー光を焦点面に照射し、焦点外の光を除去することで、分子・細胞・構造研究に必要なS/N比と明瞭さを実現します。
詳細はマイクロスコープリソースセンターをご覧ください。
ポイントスキャン型共焦点システムは、集光レーザー光を視野全体にラスタースキャンし、焦点面に共役したピンホールを通して蛍光を検出します。これにより焦点外の光が除去され、広視野顕微鏡と比べてコントラストが向上。光学切片取得や正確な3D再構築が可能になります。FLUOVIEW FV5000では、同一光学系上で8Kガルバノスキャンによる高解像撮影と、2Kレゾナントスキャンによる高速撮影を選択可能。SilVIRディテクターにより、少ない平均化回数でも高S/Nを実現します。
詳細はマイクロスコープリソースセンターをご覧ください。
多光子(二光子)顕微鏡は、集光された近赤外光(通常700〜1300 nm)を用いて、焦点位置のみで蛍光を励起します。長波長光は散乱や吸収が少ないため、厚い試料や散乱性のある試料でも、ピンホールなしで深部までやさしくイメージング可能。散乱光も含めて有用な信号を取得できます。
FLUOVIEW FV5000MPEは、共焦点と同一ソフトウェアワークフロー内で、多光子(SHG/THG対応)を追加可能です。
解像度は光学系、サンプリング、信号に依存します。FV5000では、高NAのX Line™およびA Line™対物レンズ、安定した照明、SilVIR検出を組み合わせることで、高S/Nで微細構造を捉えられます。
厚い試料や屈折率不一致の試料には、TruResolution技術が補正環の自動調整を行い、ボリュームスキャン中もシャープな画像を維持します。
画像処理では、TruSight™ 2D/3Dデコンボリューションがぼけを低減し、より鮮明な結果を提供。FV-OSR超解像ソフトウェアにより、定義された条件下でXY方向の解像度をさらに向上できます。
一般的なレーザー走査型共焦点顕微鏡のXY方向の解像度は約200〜250 nm(波長と対物レンズのNAに依存)。FV5000に搭載されたFV-OSRソフトウェアを使用すれば、専用の超解像ハードウェアなしで、最大約120 nmのXY分解能を達成可能(条件あり)。
これにより、従来の共焦点ワークフロー内で、複数チャネルの細胞内構造を高解像で取得できます。
倍率は対物レンズとズーム設定によって決まります。FV5000は、組織全体の観察に適した低倍率から、細胞内構造の解析に適した高倍率(例:60X〜100X)まで幅広い対物レンズに対応。ズーム機能により、光学系を変更せずに関心領域をフレーム内に収めることができます。
サンプルや視野に応じた最適な対物レンズ・ズームの組み合わせは、当社担当者がご提案します。
システムはモジュール構成です。用途や予算に応じて、レーザー、検出器、対物レンズなどを選択した構成から導入可能で、将来的なニーズに応じてアップグレードも可能です。たとえば、FV5000MPEの多光子モジュールを追加することで、深部イメージングにも対応できます。
構成のご相談、デモのご依頼、お見積もりについては、お近くのエビデント担当者までお問い合わせください。
深度は試料の散乱性、染色、対物レンズ、波長などに依存します。
目安として、単光子共焦点では数十〜数百μmの深さまで観察可能。FV5000MPEの多光子とNIR励起を用いれば、透明化された試料や散乱の少ない試料で、数百μm〜数mmの深部まで、焦点位置でのやさしいイメージングが可能です。
Confocal Resources
Basic Principles of Laser Scanning Microscopes
Browse through our metrology resource center on industrial laser scanning microscopes, covering the basic principles for materials science and inspection.