がん研究分野では、発癌や増殖・浸潤・転移のメカニズム解明から、診断方法や抗がん剤開発をふくむ治療方法の研究まで、幹細胞などを対象に分子生物学や生化学、免疫学、病理学、薬理学などの手法を用いた多角的な研究が進められています。このため、顕微鏡を使用する研究は、ライブセルイメージングやマウスin vivoイメージングまで多岐にわたっています。オリンパスは、培養細胞の管理に重要なセルカウンターから、がん組織を立体的に観察する高速マルチカラー3D、4D観察が可能な共焦点レーザー顕微鏡システムまで、がん研究に適したソリューションを提供します。
関連するアプリケーション資料 (20)
がん研究向けソリューション
フレーム
FV5000
共焦点レーザー走査型顕微鏡
- 革新的な技術がもたらす、驚異的な鮮明さ・スピード・信頼性
- SilVIR™ディテクターが、フォトンレベルの定量化、高S/N比を実現
- 比類なきダイナミックレンジで、信号スペクトル全体を捉え、輝度飽和を防止
- 高速2Kレゾナントスキャンと高解像8Kガルバノスキャンを1つのプラットフォームに統合
- FLUOVIEW Smart™ソフトウェアが、直感的な操作とAIによる自動化で使いやすさを向上
- TruResolution™自動補正環が、20種類以上の対物レンズに対応し、最適な自動調整を実現
- 最大10本のレーザーラインと将来的な多光子アップグレードに対応するモジュール設計
- レーザーパワーモニター(LPM)が、照射の安定性と再現性のある結果を長期にわたり実現
FV5000MPE
多光子励起レーザー走査型顕微鏡
- コンパクトなファイバーピグテール型レーザーにより、散乱組織内での深部定量イメージングを実現
- 最大3本のMPEレーザーによる同時励起で、ミリメートル単位の深部撮影が可能
- SilVIR™、TruAI、TruSight™技術が、卓越したS/N比と鮮明な画像を提供
- MPEに最適化された対物レンズ、TruResolution™自動補正環、自動IRレーザーアライメントにより、シャープなフォーカスを維持
- FV5000システムのアップグレードとして、またはMPE専用のフルシステムとして提供可能
- 高度な多光子アプリケーションに対応する、可変波長レーザー構成を選択可能